
マインドフルネスや自分のココロへの同情が、ストレスに自動的に対処するように脳をつなげていきましょう。
By Chiristopher Willard/ 5/2/2016
私たち人間の身体や生まれつき決まった制約がそれぞれにありますが、
正しい食生活や、心がけ、トレーニングによって、筋肉をつけたり、
柔軟性を高めたり、体力をつけることができます。
ココロも同じなのです。
集中力をたかめ、柔軟な思考をもち、知性をたかめ、新しい脳の回路をつくりあげるといった形で、
マインドフルネスの実践により、脳をかえていくことが出来るんです。
いますぐに、ちょっとしたマインドフルネストレーニングの基本的なことをやってみてください。
楽な姿勢をつくって、3分間、タイマーをセットしてください。
①アンカーに注意を向けてみてください
アンカーは、からだの感覚や、呼吸、周囲の音、時間をカウントすること、もしくはイメージでも結構です。
注意を払う対象はなんでもよいです。
ただそこに注意をはらって、ココロの働きをやすませてみてください。
②すぐに、あなたはココロがあれやこれや動きだすことに気づきます。
これで普通なのです。
注意がそれたなと気づいたら、また再び、その注意をもどすように努めてください。
それだけです。
とてもシンプルでしょう?
あまりにシンプルすぎて、なにもしていないんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、
このトレーニングこそが、ココロの筋肉トレーニングになるんです。
5つの方法:マインドフルネストレーニングでココロを鍛えるプロセス
1. 毎回注意をはらってまたアンカーに注意をもどすとき、集中力を鍛えています。
2.毎回アンカーに注意をむけるとき、あなたは沢山わき上がる”考えの流れ”から引きはなされます。
これは考えをあるがままにうけながす、というトレーニングをやっています。
3.毎回、ココロがさまよっているな、と気づいたとき、それこそがマインドフルネス(ココロに注意を払う)
というトレーニングであり、そのことは失敗をいみしません。
4.自分のココロがさまよった時に自分を攻めるのではなく、自分に優しくすることを通じて、
これからの一日のチャレンジングな時間への自身への慈しむ力を鍛えているのです。
5.自分のココロがさまよったときは、自分の癖やパターンを理解するチャンスなのです。これは
自己への気づきともいいます。
これらのトレーニングを通じて脳のつながりが強化されているのです。
すなわち、ストレスに対して自動的にマインドフルネスと慈しみが連動することです。
脳の回路(ニューロン)は発火してつながるといわれていますが、この場合は、
集中のニューロン、気づきのニューロン、同情のニューロンが発火しているわけです。
もっと他のニューロンにも影響がでているかもしれません。
くりかえしますが、このマインドフルネスのプラクティスをつうじて、
自分の思考の癖やパターンといったココロの地図を作り出すことができ、
また、自分自身や外の環境にたいしての忍耐と、同情を作り出すことができるようになるのです。
A Basic Meditation to Strengthen Neural Connections
Rewire your brain so that mindfulness and compassion are the automatic response to stress.
http://www.mindful.org/a-basic-mindfulness-practice-to-strengthen-neural-connections/